石の天板のキャビネットをデザイン、製作しました

 

こんにちは。

軽井沢はもう日中も寒くなり、紅葉が始まりました。朝晩は暖房を入れようかと迷うほど。

冬越えのために限界に挑戦します。風邪をひかない程度に。

 

今回は久しぶりに家具製作について。

ご依頼頂いたお客様は音楽好きで、レコードやCDを沢山お持ちなので、それらを収納できて空間の中央に置くことができるキャビネットをデザインし、製作致しました。お酒を収納するところもあります。

 

 

中に入れるもの、天板の石、キャビネット自体の重さを考えると、相当な重量を支える脚の構造を考えなくてはいけません。

そのため太い幕板を4方向全てにつけています。

 

 

全体のデザインが重たくならないように、細部の調整まで手を抜きません。

私も時々最終段階で客観的な意見を言ったりもします。

意見が厳しいのでけむたがられますが、自己満足だけで仕上げていると、いずれ技術や美的センスの向上は止まると思っているので、家具を注文してくれるお客様がいる以上はめげません。応援よろしくお願いします!

 

 

天板の石は、空間のテイストに合わせてある程度石の種類を絞り、その中からお好みのものを選んで頂きます。

仕上げは鏡面仕上げ、マットなどがあります。

ワインなどをこぼした時に石にしみ込まないようにするには鏡面仕上げ。でも空間によってはその艶が浮いてしまう。

仕上げによって石の表情が全く違うので、判断がとても難しいのですが、石の専門家と相談しながらの製作は今回とても勉強になりました。ありがとうございました!

 

・素材 本体 オーク、天板 石

・デザイン、製作 皆木重人

 

それではまた次回に。

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家具職人皆木重人が収納スペースにぴったり収まる家具を製作します

 

 

造り付けのクローゼットや食品庫などが奥行きがありすぎてうまく収納できない、スペースはたっぷりあるけど仕切りが無いから収納しづらいということはありませんか?

 

そんな時には皆木重人家具デザイン製作所にお気軽にご相談ください。

使い勝手の良いようにぴったり収まる仕切り棚や引き出し収納など、お客様のご要望をもとにデザインをおこし、製作致します。

 

上の写真は、造り付けの収納庫の奥行きが深く、奥の方が使いづらいため、手が届くように奥行きを浅くした引き出しを製作。素材はオークです。

 

 

下段には細かいものを収納ができるように仕切り棚を製作。

リビングやキッチンなどの壁面にある収納は扉を開けた時にお客様の目に入るので、すっきり収納できるような仕切りがあるとうれしいですね。

 

 

展示入れ替えの為、日、月、火はブログをお休みします。

それではまた次回に。

いつもありがとうございます。

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家具職人皆木重人のソファー作り

軽井沢 家具 北欧 手仕事 注文家具 雑貨

 

こんにちは。

今回はソファー作りについて。

 

軽井沢 家具 北欧 手仕事 注文家具 雑貨

 

背もたれと肘掛けの高さを同じにすることで、角に座った時に腕を背もたれの上にも置くことができます。

そして限られた空間に置いた時に圧迫感が出ません。

ファブリックもノー圧迫感を意識してライトグレーをセレクト。

木の種類はホワイトアッシュです。

 

軽井沢 家具 北欧 手仕事 注文家具 雑貨

 

肘掛けの細工は上から見ると見えない部分ですが、サイドからみた時にラインに変化があるので小さな空間に置いてもすっきりします。

 

軽井沢 家具 北欧 手仕事 注文家具 雑貨

 

空間のどこに置いても圧迫感が無く、きれいに見えるように、背面のデザインにもこだわりました。

背もたれの角度、座面の高さなど、できる限りお客様の理想に近づけるように打合せをさせて頂き、デザインをおこしています。

家具の巨匠カール・マルムステンが貫いた「美と機能性を追求したもの作り」を私達も心がけてデザインと製作をしています。

是非お気軽にご相談ください。

 

それではまた次回に。

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部屋の中央に置けるキャビネットを製作中

 

現在皆木重人家具デザイン製作所では、部屋の中央に置く事ができるキャビネットを製作中です。

素材はオーク。写真はまだオイルが入っていない状態です。

左側は上段にCD、下段にレコードを飾ります。右側は上に引き出しが2つ、下にはお酒を収納。扉がつきます。

 

 

右側の上に引き出しが二つ、下にレコードを収納。ここにも扉がつきます。

左側は高さ調整可能な棚に。

表と裏ではなく、両表。ということでどこに置いても良いキャビネット。

壁面に置いたら片面の機能は使えなくなるキャビネット。

でもその時の気分でいろいろな所に配置できるのがいい。

 

引き出しは微調整をしながら作業を進めていくので手間と時間がかかります。

慎重に。

ご注文頂いたお客様がお見えになり、とても嬉しそうでした。

最後の仕上げはお楽しみに。出来上がりの画像はHPに載せますのでまた後日見てみてください。

 

それではまた次回に。

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皆木重人の最初の個展はスウェーデンでした

 

スウェーデンで事業を立ち上げたものの、友人、先生以外は誰も皆木重人が何者なのか知らない状態。

何とかして毎月の生活費を稼いでいかないと即日本帰国。

とにかく何者なのかを知ってもらうために個展を開催することにしました。

 

 

ここのギャラリーの扉と窓枠の色が印象的で、御代田町の時の店舗の窓枠と扉はこの色を参考にしました。

ある時お客様から「これは錆び止めのままでいいの?」と。ショック。

と同時に確かに言われてみればとすぐに納得。

 

 

雪の日にも関わらず、通りがかりの方や学校の友人達など沢山の方に見て頂く事ができました。

 

 

 

仲間達は厳しくチェック。ストレートに意見やアドバイスをくれるので本当にありがたいです。

 

 

 

この素敵なご夫妻はじっくり説明を聞きながら丁寧に見てくださいました。

 

 

皆木は相手を楽しませながら伝える力があります。

 

 

 

スウェーデンにはヨーロッパで通用する伝統的なマイスター制度が残っています。

皆木重人はドイツの個人工房とスウェーデンのCapellagårdenで家具製作を学び、卒業と同時に家具職人の資格を取得。

そしてスウェーデンと日本で家具職人として6年間経験を積み、念願のマイスターの資格を取得しました。

 

何がすごいの?日本で通用するの?と聞かれることがあります。

伝統的な手仕事の技術が世界各国でなくなりつつある現代において、それを趣味としてではなく生業としてやっていこうと技術を学んでいる人がいることがとても貴重で、その決意そのものがすごいことだと思っています。その決意や手仕事の技術を後世に残していきたいという想いは、ヨーロッパだけではなく、世界でも通用するのではないでしょうか。

 

この個展のおかげで、変な日本人が家具を作っているという噂が回り、仕事をコンスタントに頂くようになりました。

それではまた次回に。

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軽井沢のウェディング施設有明邸様の家具製作

 

軽井沢には自然に囲まれた素敵な結婚式場が点在しています。

軽井沢倶楽部有明邸様もその一つ。

中軽井沢駅から歩いて徒歩10分程の所にあり、浅間山の雄大な景色を背にして木々に覆われた小道を歩いていくと邸宅スタイルのウェディング施設がひっそりと佇んでいます。

数年前からその施設内の家具やインテリア用品などのデザインと製作をさせて頂くことに。

 

上の写真は新郎新婦のテーブル。

クラシックで上質なスタイルの空間に馴染むデザインを考えました。

素材はマホガニー。

最近はテーブルを使わないスタイルが主流になっていますが、貴重なマホガニーの深みのあるブラウンは、ウェディングドレスの色を引き立て、肌の色をきれいに見せてくれます。

流行に流されず、あえてクラシックなスタイルで緑に囲まれた雰囲気に演出するのも素敵です。

 

 

最初の頃にご依頼頂いたお手洗いのゴミ箱、ペーパータオルケース、ミラーのフレーム。

素材は既存のインテリアの色調に合わせてチェリーをセレクト。

 

 

施工前は、白い樹脂のペーパーケースとフレームの無いミラーが寂しげな冷たい雰囲気でした。ミラーに無垢のフレームをまわし、ペーパーケースとゴミ箱を無垢にすることで、空間が華やかで上質な雰囲気に。

 

 

お手洗いに置くおむつ替え台。

茶系の空間のさし色になるように、ライトグレーをセレクト。

素材は他のアイテムに合わせてチェリーに。清潔感があり、使い勝手の良い台に仕上がりました。

 

 

ブライズルームのティーセットを入れるケースとそれを置くための台。

もともと台の下は洗面台。完全に隠し、キャビネットに見えるように仕上げました。

ケースは蓋がトレーとしてもご使用できるようにストッパーをつけています。

素材はいずれもチェリー。

 

 

天蓋付きソファーhimmelsoffa(スウェーデン語でhimmelは空、soffaはソファー)の素材はマホガニー。新郎新婦のテーブル同様肌をきれいに見せる効果があるので、テーブルを使わないスタイルでの披露宴にはこのソファーがおすすめです。

フレーム部分に花やグリーンを大胆に飾れば空間がさらに華やかになります。上部の横のバーの裏側にはオアシスが置けるように細工をしています。

 

緑いっぱいの中で鳥の声を聞きながら、2人の新しい門出を祝う結婚式。

素敵ですね。

一回の人生の大切な一日のための空間作りに携われていることがとても嬉しいです。

ありがとうございます!

 

それではまた次回に。

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超大型犬グレートデンと一緒に寝られるベッドの製作

 

超大型犬のグレートデンと一緒に寝る事ができるベッドのデザインと製作をさせて頂きました。

ご夫婦とグレートデンが川の字になって寝るための部屋に設置するジャストサイズのベッド。事前に部屋のコンセントの位置、窓の高さを測り、設置方法を考慮しながら構造、デザインを考えました。

 

 

部屋にぴったり納めるために、二つに分けて枠を製作。

 

 

この犬種は関節が弱いので、上り下りがしやすいように高さを低くしています。

 

 

角には、スマートフォンやメガネなど小物を置ける台を設置。マットレスの厚みを考慮した高さに。

 

 

素材はオークを使用。きしまない構造を考えて製作しています。

ディーン君もK様も喜んでいる姿を間近で見てとてもうれしくなりました。

 

 

ご希望のイメージとそれを基にデザイナーが思い描いているものの摺り合わせは現地にて行うととてもスムーズです。

長野県内だけではなく、県外の設置場所に伺って採寸、打合せを致しておりますのでお気軽にご相談ください。

 

 

それではまた。

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皆木重人はどんな家具を作っているの?

 

こんにちは。

おかげさまで最近お電話での家具のお問い合わせや、ご紹介でご来店頂くお客様が増えており、どんな家具を作っているのかとよく聞かれます。

ホームページでの作品の見方がわかりづらいようなので、簡単にご説明します。

 

1. 皆木重人家具デザイン製作所をクリック

 

2. カテゴリーの項目をクリック(テーブル、デスク、ソファーなど)

 

このような表示が出てきたら見たいカテゴリーをクリック

 

 

3. 各作品の詳細が表示されます

 

このような流れです。お時間のある時に是非みてみてください。

何かご不明な点などありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

ではまた次回に。

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皆木重人の家具作り

 

このカテゴリー「家具製作のこと」では、当店に併設している皆木重人家具デザイン製作所での家具作りについて書いていきます。

家具製作の流れは、

1 デザイン

2 製図

3 型づくり - 曲線部分がある場合は型を作る

4 材木選び - この段階で仕上げのイメージを想像しながら木目、色合いの合うものを選ぶ

5 サイズカット - 板の両サイドの小口を切り落として必要なサイズ+αでカット

6 手押し鉋をかける - 鋸の跡などでささくれた状態の板を鉋で削り、板の直角を出す

7 自動鉋をかける - 必要な幅と厚みになるまで鉋をかける

8 ほぞをつくる - 家具のパーツを組むための加工をする

9 各パーツの面取り - 角を削って面を作る

10仮組み - 糊を入れる前に一度組んでみて細かい部分を確認する

11サンディング - 全てのパーツにヤスリをかける

12糊付け - 組んでいる途中で乾いてくるので時間との勝負

13オイルを入れる

大まかにあげるとこのような流れですが、各工程で細かい部分の確認、調整などの作業が入るので実際はもっと沢山の工程を経て完成。

 

作業場に遊びに来る家具職人仲間に、「よくこんなに狭い所で大きい家具を作っているよね」と毎回感心されます。

そうなんです。

実は大物の家具を作る作業場として必要なスペースの半分くらい。

時々ショップの方から作業の様子を見ていると、グッとお腹をひっこめて機械と材木の隙間を通ろうとしている姿が。

 

次の目標は作業場の拡張!

がんばります!

 

写真はダイニングテーブルの天板にする板の木目などを見て、並べる順番を慎重に考えている所。

 

それではまた次回に。

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